初心者にも読みやすい小説5選

f:id:isuaobook:20210606125616p:plain

 

1.「阪急電車

(有川浩 幻冬舎文庫)

 
↑ここから買えます
 
あらすじ
阪急今津線の中でたまたま乗り合わせた人たちの人間模様が交差していく、たった片道15分で紡がれる物語。恋の始まり、別れ、愛、さまざまな思いを乗せた電車は今日も走ります。
 
 
短編集、かと思いきやそれぞれのお話が少しずつ繋がっているんです。普段本を読まない人にもとっかかりやすいテーマなので一気に読めちゃいます。読んだ後は心があったかくなるそんな素敵な小説です。
 

2.「また、同じ夢を見ていた」

(住野よる 双葉社)

 


また、同じ夢を見ていた [ 住野よる ]

 

「君の膵臓を食べたい」でも有名になった住野よるさんの第二作です。

 

あらすじ

誰にでも、やり直したいことがある。同級生より自分は賢いと思っている少しおませな小学生の菜ノ花はある3人の女性と出会う。猫を助けたことで出会ったアバズレさん、1人静かに余生を送るおばあちゃん、リストカットを繰り返す女子高生の南。彼女たちの幸せ、やり直したいこととは_____

 

人生に迷いがある、今が上手くいかないすべての人におすすめの作品。

 

3.きみはポラリス

(三浦しをん 新潮文庫)

 


きみはポラリス (新潮文庫 新潮文庫) [ 三浦 しをん ]

 

あらすじ

初恋、禁忌、純愛、結婚、信仰、偏愛、同性愛...さまざまな愛の形を描いた恋愛短編集。誰かを愛したくなるそんな作品。

 

私的には、「春太の毎日」「冬の一等星」がお気に入りです。

 

4.天国旅行

(三浦しをん 新潮文庫)

 


天国旅行(新潮文庫)【電子書籍】[ 三浦しをん ]

 

こちらも三浦しをんさんの短編集。愛を描いたきみはポラリスと異なるのは、天国旅行は一貫して「死」をテーマにした作品であるということだ。

 

あらすじ

現実に絶望し、道閉ざされたとき、人はどこを目指すのだろうか。すべてを捨てて行き着く果てに、救いはあるのだろうか。富士の樹海で出会った男の導き、命懸けで結ばれた相手へしたためた遺言、前世の縁を信じる女が囚われた黒い夢、一家心中で生き残った男の決意──。出口のない日々に閉じ込められた想いが、生と死の狭間で溶け出していく。すべての心に希望が灯る傑作短編集。

三浦しをん 『天国旅行』 | 新潮社

 

5.夜のピクニック

(恩田陸 新潮文庫)

 


夜のピクニック (新潮文庫 新潮文庫) [ 恩田 陸 ]

 

誰もが懐かしくなる長編青春群像劇。

本屋大賞を受賞し、映画化もされました。

長編というと長ったらしくて途中で投げてしまうイメージを持つ人もいるでしょう。しかしこの作品は最後まで飽きずになぜか引き込まれてしまうもので、高校生のあの頃を追体験するようでした。読後の爽やかさはピカイチです!

 

あらすじ

高校生活最後の伝統行事「歩行祭」。

全校生徒がなんと80キロを歩き通すという一大イベントだった。非日常の中で浮き彫りとなる青春の光と影を描く物語。

 

 

究極の愛は罪の共有「Nのために」感想

 ある高層マンションの一室で、セレブ夫婦の変死体が発見されます。その現場に居合わせたのは成瀬、杉下、西崎、安藤の計4人の男女。

この事件を軸に現在と過去が交錯し、真実が明らかになるという15年間の純愛ミステリー作品。原作は告白、夜行観覧車で知られる湊かなえさんです。

f:id:isuaobook:20210521184122j:image

金曜ドラマ「Nのために」|TBSテレビより

 


Nのために Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 榮倉奈々 ]

 

みんながみんなNのためを思って行動した。

それぞれにとってのNとは誰なのか____

 

このドラマのすごいところ、おすすめポイント及び感想をつらつらと書いて行きたいと思います。

 

※履修してない方、ネタバレ嫌な方はご注意下さい。

 

 

信頼と実績の演出家

このドラマが放送されたのはTBSの2014年10月期なのですが、担当した演出家さんのひとりが塚原あゆ子さんなんです。

 

塚原あゆ子さんといえば今や「アンナチュラル」「MIU404」などの人気作などにも関わっている演出家さんなのです。

 

このドラマはとにかく映像美と演出が素晴らしい!!!

ので、ここからは特に好きな場面を紹介していきたい所存であります。

 

好きな場面

  1. 一瞬の瞬きをシャッターに
  2. オープニングで色が入る瞬間
  3. 島編と東京編での色彩の違い
  4. サントラ
  5. 成瀬くんと希美ちゃんの罪の共有
  6. 主題歌の入り〜〜!!

 

1.一瞬の瞬きをシャッターに

特に島編で多く見られた演出。

成瀬くんと希美ちゃんが瞬きをするシーンがスローモーションになって、その瞬きに合わせてカメラのシャッター音が鳴るあのシーンたちめちゃくちゃ好き。良すぎなんです。

 

綺麗な風景を切り取るカメラのようにあの美しい青影島を見ていたふたり。あの美しさとは反対に2人は早くこの囚われた島から抜け出したいと思っていたのがポイントです。

 

2.オープニングで色が入る瞬間

毎度オープニングが神掛かっています。

特に好きなのが1話と3話。

 

1話-成瀬くんが島の伝統行事で真っ青な海に走って飛び込んだ瞬間「Nのために」       

と題名がパンって現れるところを見てくださいめちゃくちゃ綺麗なので。

 

3話-まず背景に希美ちゃんは成瀬くんに奨学金を譲ったという出来事があるんですね。担任の先生が「成瀬が島で1人しか選ばれない奨学金に受かったぞ」とのことでクラスみんなが拍手するんです。そこで希美ちゃんの方に視線を向ける成瀬くん。希美ちゃんはシャープペンを5回ノックします。

「ばかやろう」「ひきょうもの」

なのかと想像する成瀬くん。成瀬くんが茫然として席に座ります。その瞬間モノクロだった世界に嫌なくらい綺麗に彩度が上がります。そこで「Nのために」。

心理描写がすごい。要チェックです。

 

3.島編と東京編での色彩の違い

最終回まで見て気付いたのですが、彩度が違うんです。というのも、島編では青影島の綺麗な景色が存分に見られており、色鮮やかでした。しかし島にいた時の成瀬くんや希美ちゃん心の中は早くこの島を出て自由になりたいと願っており、見ていたのは綺麗な景色のその先。そこが対照的になっているのがすごいなと思います。

 

さらにやっとのことで島を抜け出した後の東京編では全体的にモノクロ。暗いような感じがこちらに伝わってきました。そのような色の違いというのにも着目して頂きたいです。

 

で、最終回の最後の最後に成瀬くんが希美ちゃんを抱きしめるシーンでばーーって色が入るのめちゃくちゃにずるい。

 

 

4.サントラ

ひとこと言うとめちゃくちゃイイです。このサントラを聞けばあの景色、情景が思い浮かびます。場面場面を盛り上げてくれるなくてはならないものだと、音楽の重要性というのがとても分かりました。

 

音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~こちらに購入リンクを貼っておきます。

 

 

5.成瀬くんと希美ちゃんの罪の共有

「究極の愛は罪の共有」

誰にも知られずに、相手の罪を半分引き受けること。もちろん相手にも。

 

 

最初の共有-希美ちゃんは成瀬くんが疑われぬよう相手の罪を半分引き受けました。相手にも気づかれずに。

 

その数年後-あのスカイローズガーデンでの事件が起きた時、今度は成瀬くんが希美ちゃんの罪を半分引き受けます。

 

どちらも手を繋ぐシーンが印象的で美しいんです。成瀬くんと希美ちゃんの他は介入できないような何かで結ばれてるあの信頼関係。

 

 

6.主題歌の入り〜〜!!

家入レオさんの「Silly」が流れるタイミングが最高にバチバチにばっちりなんで見て下さい。

もうイントロからああ...となります。

 

m.youtube.com

 

 

それぞれの過去

とくに壮絶な過去を歩んできたと思ったのは西崎さんと希美ちゃん。

 

西崎さんは幼少期の虐待の影響で火を極端に恐れてしまうように。

あの事件でもまた、奈央子に母を重ね、過去の罪を償おうとする西崎さん......

 

希美ちゃんは特に前半が見ててつらい。父は愛人をつくり3人で家を追い出され、そのおかげで母はおかしくなり生活費にまで手を出してしまう。弟が高校で寮に入ってからは母と2人きりで暮らすようになり、希美ちゃんへの依存が激しくなってくる。必死にバイトをして大学に行くための費用を稼ぐ日々。

かつて住んでいたあの家を燃やそうとする希美ちゃんのシーンが辛すぎました。成瀬くんが「どうしたらいい、俺に何ができる」とうずくまる希美ちゃんに問いかけるところ....

 

いち視聴者としてはどうにか幸せになってくれ............と願うばかりでした。病気が発覚したりと、なんであんなに頑張っている希美ちゃんにそんな試練を与えるのかと思いました、思わざるを得ません。

 

 

 

 

キャスト

杉下希美-榮倉奈々

 

成瀬慎司-窪田正孝

 

安藤望-賀来賢人

 

西崎真人-小出恵介

 

野口貴弘-徳井義実

 

野口奈央子-小西真奈美

 

高野茂-三浦友和(ドラマオリジナルキャラクター)

 

 

賀来賢人さんと榮倉奈々さんはドラマでは結ばれなかったもののこのドラマの共演がきっかけで結婚しています。

 

・あと西崎さんのキャラが結構好きです。

 

・DV男役の徳井さん演技うまかった。

 

1話からあの事件の惨劇を知っていたのに、最終回でどうにかならないかと思っていた自分がいました。どうにか全員死なずに、野口さんの手から逃れてみんなで逃げられるんじゃないか....このままいけば助かる....と最終回を見ながら思っていました。

 


毎話のように流れたあのジングルベル。あれを聞くと茫然と立ちすくむあの4人の景色が思い浮かぶようになりました🤦‍♀️

 

とにかく濃い、濃いです。約15年間の出来事をギュギュッと10話に詰め込んでいるので見応えありまくりです。

 

 

ドラマ「Nのために」はU-NEXT、dtvなどでも見られます。今なら無料期間でOK

 

U-NEXT↓

dtv↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Lの世界」 デイナとララ特集

私の推しカプはテニス選手のデイナとスーシェフの料理人ララなんですが、好きすぎるのでこのふたりの出会いから終わりまでを解説して行こうと思います💃💃💃💃

 

 

とりあえずseason1について!!!

f:id:isuaobook:20210504224538j:image

画像の出所 「Lの世界」の世界 - the L word / デイナ・フェアバンクス (Dana Fairbanks) / エリン・ダニエルズ (Erin Daniels) 出演映画・出演ドラマ 、[日本初レズビアン&クィアカルチャーWebマガジン|TokyoWrestling.com

 

 

 

 

 

出会い(season1-3話)

2人が知り合うのはスポーツクラブ。

 

デイナがトレーニングとして通うテニスクラブのシェフがララだったんです。

 

そんな2人の関わり合いを描写したのがレストランでのシーン。デイナが食事をしているとスタッフから頼んだ覚えのない料理が出され困惑します。そのことを指摘するとララからのおごりだと伝えられ戸惑いつつも最後には嬉しそうな表情を見せるデイナに私はきゅんとしたのです。ほんとうに....

 

●特にここ好きポイント●

デイナ「頼んでないです」

スタッフ「スーシェフのララ・パーキンスからです」

デイナ「スープシェフ?」

スタッフ「...そんなところです笑」

わかりますか????この可愛さ。副料理長を意味するスーシェフのことをスープ作るシェフ(スープシェフ)なんだ...と勘違いするデイナの可愛さですよ。ちなみにララが副料理長というすごい役職に就いていることも好きです。

 

 

いつも綺麗よ(season1-3話)

ロッカールームが近いので偶然鉢合わせたララとデイナ。

汚れ仕事だからすぐ汚くなっちゃうのよね、と溢したララに、デイナが「汚くなんかないわ、いつもきれいよ。...いつも」

 

と言うんです。

 

いつも...と2回、ひとり呟くように言うデイナにララへの気持ちが溢れてきているのが分かります。

 

 

 

ララがレズビアンかどうかを知りたいデイナ(season1-3話)

親友たちと一緒にララがビアンであるかどうか調査しに行くあのシーンです、みんながガチで真剣に見極めようとしているところが良くないですか???

 

シェーンはララがどの子なのか確認しみんなに伝達、ティナとベットは熱いキスをしてララが同性のキスにどのような反応をするのかチェック、それらを随時メモにチェックするアリスという見事な連携プレーは見てて楽しかった☺︎

 

⚫︎特にここ好きポイント⚫︎

なんといっても、最後のララ。シェーンによる最終チェックにまったく動揺せず受け答えしていたところがめーちゃめちゃ好き。あのイケ女

シェーンになんの心の揺らぎも見せずさらりとかわしてたところがここ好きポイントでした。

 

 

 

きたきた!!!ついに!!!キスだ...(season1-3話)

 

スバルとの契約が決まり、嬉しそうにララに報告するデイナ、祝辞を述べるララ。

一度はバイバイしてさよならするのかと思いきや戻ってきたララ〜〜〜〜!!!!

からのロッカーに寄らせてジリジリ近づきます。目つきは真剣...そのまま壁ドンしてララからちゅーしました....感無量、ありがとうスバル、ありがとう神様。

 

⚫︎特にここ好きポイント⚫︎

数秒のキスが終わり、ララが言います。

 

「これでわかった?」(にこっ)

 

.....Lの世界が配信されている世界線で生きてこられて本当に良かったと...思うばかりです。

 

 

 

愛の初デート約束(season1-4話)

デイナは突然ララの仕事場にやってきて、声を掛けます。

 

するとびっくりと嬉しさが共存したような表情になるララ。それが原因で手元に気づかず、食べ物を切っていた包丁で手を切ってしまいます。申し訳なさそうに「ごめん、本当にごめん...たくさん怪我してるのに...病院に行かなきゃ...!」と焦るデイナですが...

 

ララは笑いながら「ソースでやけどするか、串焼きの串を刺したり、ロブスターに攻撃されたり、電動缶切りとか...!」

 

と、怪我はたくさんしてるから心配要らないよと遠回しに言っているんです。それは愛だ💘

 

⚫︎特にここ好きポイント⚫︎

・手当てしなきゃと言うデイナにじゃあキスでもして?と言うララ様。

 

・デイナの「あ...あの、よければ...」というぎこちないデートのお誘いに「いいわ🥰」と速攻で!まだ言い終わってないのに!快諾するララ様。しかも緊張して誘い文句を言おうと頑張るデイナをにっこにこで待ってるララの表情Sっ気があってとても最高。

 

・予約が要る?というデイナに私がしとくねと言うララ様。あぁぁ....きゅーてぃくる可愛いお顔しときながらそんな"イケ"出されたらもうだめです。

 

ここのシーンの2人は幸せ感滲み出てて最高なんですね。

 

 

はりきるめちゃかわララと後悔するデイナ(season1-4話)

 

ララの家の前で待ち合わせですが、デイナは普段通りの格好で来ます。そこに現れたのは、ドレスで着飾ったララ。

それを見たデイナは後悔します。だって自分もドレスを着て行こうとしてたのに、友達に張り切りすぎるのはまぬけだと言われて普段通りの格好で来てしまったから。

 

ララが「私はマヌケね、じゃあ着替えてくるね」と笑い、デイナは「私の方こそマヌケよ。きれいなのに」と申し訳なさそうにつぶやきます。

 

⚫︎特にここ好きポイント⚫︎

するとニコッとなるララ様、そのままデイナに近づいてキスをします。外でスキンシップをとっちゃう大胆さとデイナへの愛おしさが隠しきれてない感じがたまらなく好きです。で、腕組んで歩き出す2人なんですが、この2人の歩幅が見事に一緒なのところに注目してほしいです。

 

 

 

上手なララ嬢と恥ずかしがるデイナ(season1-5話)

ついに一夜を共にした2人ですがベッドの上で恥ずかしがりうずくまるデイナに、ララは大丈夫だよ〜そんなことで嫌いにならないよ〜と愛おしそうに頭を撫でます。そう、ララのテクニックがすごすぎてデイナは恥ずかしがっていたんです。なんとかわいいのでしょう。

 

⚫︎特にここ好きポイント⚫︎

よしよしするも余程恥ずかしかったのか反対方向を向いてしまったデイナ。そのまま枕をヒョイっとララの方に避けるところが好き。

さっきも言いましたがめちゃかわきゅーてぃくる顔できゅるきゅるおめめをしているくせにSでタチ気質なララ様好きにならざるを得えません。

 

追加

このことが恥ずかしすぎて黙って出て行ったデイナ。ララはその数十時間後、一輪のバラを持って🌹デイナの元に訪れます。ふたりは抱き合って仲直り。なんてきゅーとで素敵なんでしょうか。

 

プール(season1-5話)

こはちょっとだけのシーンなんですが、ティナ宅でパーティー中にプールでいちゃつく2人が見て取れます。主にララがデイナに寄り掛かるようにして抱きついているのが最高なシーンです。

 

 

 

堂々と2人だけの世界で(season1-6話)

デイナのテニスの練習に付き添うララ。休憩中にはマネージャーの目も気にせずキスをします。すてき。

そこでスバル主催のパーティーに招かれることとなったデイナに、ララは「すてきよ、今ここでセックスしたいわ」とくっつきます。すてき。

 

⚫︎特にここ好きポイント⚫︎

そんな良い感じのふたりにマネージャーが「刺激が欲しかったら俺も混ぜてくれよ。ハッハッ」と笑えない冗談を言います。その時のふたりが心底ため息つきそうな呆れ顔で解散するのがめっちゃ良い。

例え冗談でも嫌だったら無理に笑う必要が無いのです。ふたりははっきりと嫌だと言う感情を出しているその強さが好きです。

 

まさに、(恋人関係のある)百合に挟まる男は罪。ソウイウコトダッッ

 

 

 

 

切ない勘違い(season1-6話)

ここがふたりの初めての喧嘩です。

スバル主催のパーティーにデイナの付き添いとして行くつもりだったララは衣装を用意してわっくわくでデイナ宅に訪れます。が、デイナの付き添いはもうほかの男性テニスプレーヤーに決まっていました。

デイナがビアンであることがバレてしまったらスポンサー的にもまずいからです。そのことをララに連絡しなかったデイナ。

 

それを直前で知ることとなったララは、私ったら勝手に勘違いして...と怒りと悲しみの表情でデイナ宅を出て行ってしまいました。はよ仲直りしてホシ....

 

 

 

仲直り〜〜!!!(season1-6話)

ララの家に行って謝るデイナ。「もう絶対だめ?あなたに会えてすごく幸せで、慣れてなくて....もう一度やり直せない?」と、自分の想いを吐露します。

 

それを聞いたララは「カミングアウトする努力はして...」と手を引っ張りリビングに連れて行きます。「あなたは正真正銘のゲイよ、そんなあなたが好きなの。魅力を隠さないで。」とも。

が〜〜、なかなかカミングアウトをするのは難しいよララ...と思いました。人に言えないデイナの気持ち、よくわかります。

 

⚫︎特にここ好きポイント⚫︎

デイナが拙い言葉で必死に謝る時に壁を触ったり、ララの髪の毛頬を撫でたりするところが愛おしかったです。。。そのあとは仲直りの熱いキスを...

 

 

 

大胆ねララ様(season1-7話)

ベット宅でトランプするみんなたち。夜も更けてララとデイナ以外が眠りについた時に事は起こりました。

 

ララが「みんな寝てるから」と、その場でデイナのTシャツの中に手を入れるんです大胆...。何度か抵抗するデイナですが構わないララに根負けし受け入れます。ああ...タチのララ様最高です。

 

まぁそして当然のようにアリス、シェーン、キッドたちにバレます。バレた直後のもうやだ、と布団を被るデイナと目の前の情事にくすくす笑いを堪えきれない彼女たちが面白くて好きです。

 

 

 

撮影秘話 ⚫︎特にここ好きポイント⚫︎

出処がここしかなく信憑性はあまり高いとはいえないのですが、Twitterにこちらの撮影エピソードがありました。

yoda on Twitter: "【TLWトリビア】ベットとティナ宅で、皆が寝ている隙にデイナとララがいちゃつくシーンについて-ローレン(ララ)「大抵一度に大勢入るシーンでは、部分的に撮影するから、他のキャストは現場にいないはずだけど、居心地が良かったのか、キャストが[ココにいるから]って言い張ったのよ。」"

 

もしこれが事実ならば出演者たちの仲の良さが垣間見れてめちゃくちゃ良いなと思います。🥰

 

 

 

 

 

デイナ....!!(season1-8話)

とうとうこの時がやってきてしまいました。

特筆しなきゃいけないふたりの大事な出来事です。

 

外でも構わずいちゃつくララに様子がおかしいデイナ。ついに別れを切り出します。

 

ララとの価値観の違い、自分の立場、諸々がデイナの気持ちを苦しくさせていたようです。

⚫︎「迷いのないあなたを見ると自分が惨めになるわ...」と涙ながらに訴えるデイナに切なくなりました。ふたりの気持ちもわかる、だからこそ苦しい。

 

ララがだんだん目を潤ませてその目に涙を溜めている様子がよく分かり、ララ役のローレン・リー・スミスさんの表現の仕方にもすごいと思わされました。

 

こうしてふたりの関係は終わりを迎えました。

season1では....

 

 

 

 

 

 

そんな「Lの世界」見たくなった方は、U-NEXTから見ることができます。season1〜6まで全話配信しておりますのでぜひ。↓

 

 

 

 

 

 

以上です!散文を読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

ヒロインも強い!アクションラブコメ「エージェント・ウルトラ」

f:id:isuaobook:20210429165507j:image

https://filmarks.com/movies/58351より

 

※ネタバレそんなに無いような内容になってますがストーリーを知るのが嫌だという方は観てからがおすすめです🎬

 

 

 もくじ

 

 

 

1.あらすじ

恋人にプロポーズしようともなかなか上手くいかない冴えないヘタレコンビニ店員のマイクは、ある日女性客に謎の暗号を聞かされ眠っていた能力が覚醒。スプーンひとつで2人の暴漢を殺してしまうほど最強に。恋人のフィービーと共に自分の能力に恐れ慄くマイクだが、彼は実はCIAが極秘で計画し洗脳トレーニングされたエージェントだった。計画の封印を目論むCIAから命を狙われてしまうマイクだが...

 

 

2.ヒロインの強さ

主人公のマイクは、能力が覚醒して自分でも何が何だか分からないくらい最強になるんですが、それに負けじと恋人のフィービーも強いんです。敵が襲撃してきた時にフィービーはされるがままなわけではなく、反抗して銃を奪ったり、羽交い締めにしたりうまく身をかわしたりと立ち振る舞いがまるでプロ。初めてそのシーンを見た時に👩‍🦰「エッッ...彼女もなかなか強いじゃん.....」と思わず呟きそうになりました。

 

それはそう、だって私あらすじすら読まずに、前情報を入れずに見たので。いろいろびっくりしましたが何も情報入れずに見るのも新鮮さと自分の純粋な感想が分かるので良いものです。

 

私の固定観念データによると映画やドラマに登場するヒロインは主人公に助けを呼んで守ってもらったりするものだという刷り込みがあったのでややびっくりしたと同時に強い女の人って最高...だと感じました。

 

彼女がある程度強い理由はのちに判明するのですが。

 

3.マイクのオンオフ

🎤ではなく、主人公マイクの話です()が彼の敵を倒す時の"能力覚醒"の時とオフってる時の差が良い。覚醒時はバンバン敵を殺していくくせにオフになった途端、弱々しくなるのそこが好き。

 

冒頭では彼女との旅行に行くために空港まで来たのに直前でパニック発作が起きてしまい、飛行機を逃してしまう場面があります。落ち込んだままの帰り道、車の中で「僕なんて...ダメなやつだ...」などと溢すマイクに主人公のヘタレ感が伝わってきました。だからこその、あの覚醒後の変化ですよ。あれがギャップに効いてきます。

 

オンった時の特にフライパンぶん投げて銃弾跳ね返して当てたあの計算力と頭の回転の速さが顕著に現れるシーンがお気に入りです。

 

4.プロポーズは成功するのか!?

 

マイクがポケットに忍ばせているのは青い小さな箱。それをいつ開け、フィービーに渡そうかと考えているのですが、「今じゃないよな...」と本当に今じゃないタイミングで箱を見てつぶやくシーンがめっちゃ面白くて好きです。

 

 

5.実は実話?

 

実は元になったと言われているのが実際にあるんですびっくり。

 

映画では、主人公マイクが知らずのうちにCIAに洗脳され工作員になっていた...というストーリーなのですが、現実でもCIAが極秘裏に洗脳実験をしていたようなんです。

それが、

「MKウルトラ作戦」

なんだがこわいですねぇぇ...

詳細はこちらです。気になる方はどうぞ

https://ja.wikipedia.org/wiki/MK%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2588%25E3%2583%25A9%25E8%25A8%2588%25E7%2594%25BB

 

7.フィービーが眼福

主人公の恋人、フィービー。強いしめちゃくちゃ顔が良いので見ているだけで癒されます。終盤に敵に中指立てるシーンもあり、敵に屈しない姿にも惚れました。強い女、最高に良いです。そんなフィービー役を演じたのが「トワイライト」シリーズに出演していたクリステン・スチュワートさん。最高にクール!!!! 戦って傷だらけの姿でも美しいんですよ、画が待ちます...

 

まとめ

ハラハラ度★★★           爽快さ★★

痛々しさ★★★★           わくわく★★

 

何も考えずに見れるアクションなので気軽さはピカイチです。また主人公と恋人の関係がどうなるのかという恋愛要素が主軸としてあるといっても過言ではないので終わりまで楽しんで見られます。私的おすすめとして金曜の夜のゆったりした時間を過ごすお供に最適!!

 

ちなみに私はDVD版の表紙の方が好みです。イカしててカッコイイ。マイクとフィービーのサングラスの自信満々な掛け方🕶と銃の持ち方が最高です。

f:id:isuaobook:20210430063206j:image

角川映画DVD on Twitter: "お待たせいたしました!ジェシー・アイゼンバーグ×クリステン・スチュワート『エージェント・ウルトラ』のDVD&BDが本日より予約解禁!アクションありコメディありではありますが…これは、愛の物語でございます!!ご予約お待ちしております。 https://t.co/ldyPYiCRnk"より

 

 

 

 

 

 

 

※ネタバレあり 名探偵コナン緋色の弾丸 灰原哀ちゃん優勝の件

 

f:id:isuaobook:20210425191532j:image

劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』

所感としては、劇場版のコナンって年々事件の規模が"めちゃめちゃ"大きくなっているなと感じた。国家を揺るがすような大事件、また何年か後の教科書の1ページに載るであろう事件が起こっているのは、作品としてのインパクトやストーリーを面白くさせるためになくてはならないのだろうが...今回なんて制御不能となった新幹線が激突してぐちゃぐちゃになってドームのようなところに突っ込むというはちゃめちゃ大事件が起こる。

個人的には、もっとミステリー要素があった初期の映画の方が好みかも。

 

あとは、エンディングにバンッと流れる東京事変がはちゃめちゃカッコいい。

 

 

1.ギャップ萌え

蘭姉ちゃんに向かって髪を耳掛けしながら「だって子どもだもの」

あれ、やられた。自分の立ち位置というか立ち振る舞い分かってるあの感じめっちゃ良い。

 

もうひとつ、犯人を追いかけるコナンにグラスを持たされ、「まったくもう....」という表情しながらひとりで乾杯する哀ちゃんのかわいさ。後世に語り継いでいきたい。

 

2.クエンチかも?

病院が突如、大量の煙に巻かれそこにいる人々が次々意識を失い倒れていく。このガスのような白煙は一体なんなのだろうか。その謎が灰原哀によって明かされることとなる。

 

灰原哀「クエンチよ!」

コナン「??」

私「??」

 

クエンチってなに....??

コナンでさえ知らなかったその現象を哀ちゃんは即座に気付いてコナンに連絡した。そばにいた医者の人たちもその哀ちゃんの電話口で漏れ聞こえた言葉にハッとし、MRI室に急ぐ。

 

クエンチ

通電中の超電導導体が、熱的、電磁気的または機械的な要因により急激的かつ制御不能な常電導状態に転移する現象。

https://www.power-academy.jp/learn/glossary/id/544

 

これだけ読んでもなんのこっちゃ分からない。自分はでっかいスクリーンでイラスト入りの説明も受けたのに一度では理解ができなかった系人間である。

 

その可能性にいちはやく気づいた哀ちゃんはやっぱり頭の回転がズバ抜けている。かっこよい...さらにわからないコナンに得意げに教えるのも可愛い。

 

3.コナンの相棒

ずっとコナンに的確な指示出して頼まれこともしっかり準備、サポートする哀ちゃん。コナンに「だってお前準備いいだろ?」と言われ嬉しそうにする哀ちゃん。ああ、よき相棒...

 

 

 

 

___今回の事件にはさまざまな人たちの力が重なってこそ解決されたといえるが、灰原哀ちゃん無くしては解決まで至らなかったと言えるほど彼女の存在は大きく、今回の事件解決に寄与した割合は大きいといえる。

 

結果:哀ちゃん最高。

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

Lの世界 season1の推し

 

「Lの世界」

 

想像してたよりずっと面白くて見入って日を跨ぎました。

これからseason1の中で好きな推しキャラ大発表を始めます。

 

 

よーい、どんっ

 

 

「付き合いたいランキング」🎉

ランクインは3名です。

 

第3位

f:id:isuaobook:20210424170351j:image

「Lの世界」 の世界 - The L Word / キャラクター&キャスト / シーズン1より

ロビン(最後らへんのパーティーでジェニーと出会った方)

 

もう見るからに優しさが滲み出てるお顔が好き。タイプ。この人を怒らせたり嫌な気持ちに絶対させたくないなと思う。

特にジェニーを怒らせてしまったあの回がベストロビンかわいい賞。仲直りしたくて家で待ってるのもかわいいし、どこかで探して摘んできたのかな....一輪の花を両手に持って申し訳なさそうな顔して待ってるのめちゃくちゃかわいくて2秒でゆるしちゃうので付き合ってください。

 

 

 

第2位

f:id:isuaobook:20210424170235j:image

「Lの世界」の世界 - the L word / ララ・パーキンス (Lara Perkins) / ローレン・リー・スミス (Lauren Lee Smith) 出演映画・出演ドラマより

ララ(デイナと付き合っていた料理人)

まず顔がかわいい。正統派美人という感じで、あのにこっと笑ったときの爽やかさとキュートさを兼ね備えたかのような笑顔に首ったけ。飲み物で例えるならポカリスエット、といったところ。そして料理人なので当然のように料理も上手い。夜も上手い()

仕事柄や個人的な感情の関係で人目を気にしちゃうデイナとは残念な交際の終わりを迎えたけど、人目も憚らずスキンシップ取ったり、デートでドレス着ちゃうようなめちゃかわ張り切りを見せてきたりと魅力満点なところが好き。

 

ドラマ内でいうとデイナとの更衣室のシーンがベストワン賞。

帰っちゃったかと思いきや、戻って壁ドンからのちゅーは視聴者の私の心をざわつかせきゅんとさせてくれた。まじ、付き合いたい。それに身長178㎝もあるんですよ、めちゃくちゃかっこいい好き。

 

ララ役のローレンリースミスさんの

インスタ→https://instagram.com/leelaurensmith?igshid=cxasl1u4exmz

TwitterLauren Lee Smith (@L_L_S) | Twitter

 

第1位

マリーナさん

f:id:isuaobook:20210424170038j:image

「Lの世界」の世界 - The L Word / マリーナ・ファーラー (Marina Ferrer) / カリーナ・ロンバード (Karina Lombard) 出演映画・出演ドラマより

ジェニーとあやしい関係になりそう、というかなったんですが、恋人いるのにその辺ルーズな感じとかが非常によい。いや、よくはないけど...マリーナさんだから許されるところもある。知的なイケお姉さん的ポジションでかつ常に余裕そうな表情と態度がたまらなく好き。

片手間に弄ばれたい。

 

そんなマリーナ役を務めたのがカリーナロンバードさんなんですが、この方、英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語が喋れるというペンタリンガル(5ヶ国語話せるという意味らしいぐーぐる先生より)らしいです。役だけじゃなく実物の方も知的な人なんて、なんで素敵なんでしょうか付き合ってください🤦‍♀️🤦‍♀️

 

 

マリーナ役のカリーナロンバードさんの

インスタ→https://instagram.com/karinalombard?igshid=1unoxpulwa2e4

 

TwitterKarina Lombard (@IKarinaLombard) | Twitter

 

そんなLの世界、U-NEXTで見られるのでぜひ。

U-NEXT

 

 

※ネタバレあり アンモナイトの目覚め 感想

 

最近ようやく洋画に触れるようになった私が、このアンモナイトの目覚め」を観て、さらに洋画の良さに気付いた話をしたい。

この作品は、私の人生の中で大事なものの一つとなった。

 

f:id:isuaobook:20210417230349j:image

アンモナイトの目覚め : 作品情報 - 映画.comより

 

 

19世紀のイギリス、貧しい生活のため発掘した化石を販売して生活をしていたメアリー・アニング。

彼女は海辺の町ライム・レジスの荒波が打ち付ける海岸で観光用のアンモナイトを掘り出し生計を立てている。

 

そんな彼女はある日、裕福な化石収集家の妻シャーロットをうちに預かることに。メアリーとシャーロット、相反する性格である2人だが、だんだんと互いに惹かれあってゆく.....

 

 

youtu.be

 

目次

 

 

●メアリー・アニングという人物

f:id:isuaobook:20210417231140j:image

映画『アンモナイトの目覚め』 公式サイトより

 

1799年5月21日にイギリス南西部のライム・レジスに生まれる。

貧しい家庭で育った彼女だったが、父に教わった化石発掘でわずか13歳の時にイクチオサウルスの全身化石を発掘する。小さいながら貧しさのため学校に行けなくなったメアリーはその化石発掘で家計を支えるのだ。

その後もさまざまな化石を発掘するも女性でかつ労働者階級であるが故に論文発表も学会入会も認められなかった。この場面からも当時の男性優位社会や階級社会が根強かったのが窺える。

 

 

人嫌いで世間とのつながりを絶ち海岸でひたすら化石を発掘する日々。そんなところにシャーロットというひとりの女性がメアリーの人生に現れ、どこか鬱屈とし疲れ切っていたその表情が柔らかく変化していく様子にも注目して見てほしい。

 

 

●シャーロット・マーチソン

f:id:isuaobook:20210417231316j:image

映画『アンモナイトの目覚め』 公式サイトより

裕福な化石収集家の妻、シャーロット。彼女は身籠った自分の子を死産してしまいうつ病を患う。何を見ても何をしても心が動かず死んだような顔をして生きていた。そんなある日シャーロットは高熱を出し、つきっきりでメアリーに看病してもらう。そこから2人の関係はゆるやかに進んでいくのだ。

 

夫のロデリック

そんな心がすっかり落ち込んだシャーロットに夫のロデリックは、以前のような賢くて快活な妻に戻って欲しいと言う。食事に行った際も彼女の食べる料理を指定し意見は聞かない。この時代は特に、女は男に従属的であるものだとされていたことが窺える。さらに夫は妻をメアリーの元に預けて世話をして欲しいと頼む。そして数週間後にそろそろ帰っておいで〜と手紙を寄越すシーンなんかこの人は勝手だなぁと思わされた。

 

●映像と音の美しさ

 

この映画は全体を通してセリフが少ない。

だからこそ役者の表情から取れる感情の機微、岩肌に波打つ荒い海の音、愛を確かめ合う時の息づかいなどが際立つ。

 

曇天の中、不安になるような音を立てて波打つ海、色で例えると青白磁をもう少し暗くしたような雰囲気であったように感じた。→青白磁(せいはくじ)とは?:伝統色のいろは

 

実際に監督も音にこだわりを持って撮影したとインタビューを受けているので気になった人は公式ホームページをチェックして欲しい。

 

●ボディダブル無しでの撮影

まずボディダブルとは、

映画やテレビドラマなどの主要な出演者がなんらかの理由によりあるシーンを演じることができない場合に、替え玉となって、あたかもその出演者が演じているかのように演技をする俳優のこと。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB (Wikipediaより)

 

つまり替え玉は一切無しで、ピアノを弾くシーンも化石を発掘するシーンも海に飛び込むシーンも俳優自身できっちりリハーサルを行い演技をしたのだ。そのことが演じる上でより効果的に自然さを出すことができたり、あたかもそこに本当に生きているかのような演じ方ができたのではないかと思う。

 

●シーン別に見る好きなところ

 

①いつかメアリーに石炭を運ぶことを頼まれたシャーロットが、自分はひとりでも生きていけず何もできないという無力さを痛感して泣き崩れるシーンがあるが、そこに寄り添うメアリーも含めて見ていただきたい。

 

 

②「good night」とおやすみの挨拶をして頬にキスしようとするシャーロット。ちょうどメアリーがシャーロットの方を向いて口同士が当たってしまいそうになる。そこから、どちらからともなく唇同士にキスをするシーンは心がぎゅっとなった。

 

③シャーロットは針網の刺繍のようなものをつくりメアリーに渡す。刺繍されているのは紫のすみれの花。紫のすみれの花言葉は「愛」なのをのちに知って悶える。

 

 


f:id:isuaobook:20210418002109j:image

f:id:isuaobook:20210418002054j:image

https://instagram.com/ammonite_japan?igshid=x2l0r4rtzjceより

 

●劇中でのメアリー

彼女は実在した人物であるが、同性愛者であるとの事実は無い。だがこの作品では、シャーロットに惹かれていく様が描かれている。

 

監督のフランシス・リーによると、

「...彼女に相応しい、敬意のある、平等な関係を与えたかった。メアリーが同性と恋愛関係を持っていたかもしれないと示唆するのは、自然な流れのように感じられたんだ。そのうえで社会的にも地理的にも孤立し完全に心を閉ざしてきた女性が、人を愛し、愛されるために心を開き、無防備になることがどれだけ大変かを描きたかった。...」(公式サイトより一部抜粋) https://gaga.ne.jp/ammonite/

との誕生秘話を語っている。

 

誰かが誰かに想いを寄せる、好きになる、関係を持つ、持たない、すべて日常的にそこかしこで起きていることなのである。もちろん人に対して恋愛的な好意を持たない人もいる。この作品では様々ある関係の中でただ女性同士が惹かれあい気持ちが動いていく様を描いているだけに過ぎない。同性愛というその関係が強調されることもなく女性が生きていく様子を映し出しているところが良かった。

 

●物語の終わりと日常

大英博物館で自分の発掘した化石を隔ててお互いを見つめる結末、何か原因を解決して平和で終わり、ではない終わり方。彼女たちの関係が完全には修復することなく、これからも彼女たちの日常は続くことを示唆する終わりは、物語として見た時に私にとっては新鮮だった。

 

だが日常というものはそういうものだと気付くきっかけにもなった。何か自分に劇的な変化が起きたり、約2時間で収まりよく全ての問題が解決するとは限らない。我々の生きている日常は淡々とそこに横たわっている。彼女たちも、ただそこで生きている。

 

 

私はこの作品が好きだ。ここで生きる彼女たちが好きだ。だからもう一度観に行って彼女たちの人生のほんの一部をもう一度見届けたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★可愛いレンタルサーバーLOLIPOP!★https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3H9U8I+FXXVXU+348+614CZ